円形脱毛症とは、ある部分の毛が突然に抜けはじめ、気が付くと円形の脱毛斑が生じているという病気です。原因については様々な説がありますが、近年では、毛根組織に対して免疫機能の異常が発生する「自己免疫疾患」を原因とするという説が有力です。
この免疫機能の異常を発生させる要因としては、疲労や感染症などの肉体的・精神的なストレスや、その患者様の体質的な素因があります。
多くは頭髪の脱毛として生じますが、眉毛、まつ毛、腋毛、あごひげ、すね毛などに見られることもあります。
痛みなどの苦痛を伴う症状はなく、本人は発病に気がつかないこともあり周囲の人が先に気付くことが多くあります。
円形脱毛症は、いまだにはっきりした原因も特定されておらず、根本的な治療法も見つかっていないのが現状で、比較的効果のある局所免疫療法も、受けられる医療機関は限られています。
円形脱毛症を発病されたとき、どなたもが最初に思うことは、「どうして私が?」、「どうしたらいいのだろう…」ではないでしょうか?誰しも自分が突然円形脱毛症になるとは思ってもいないのですから当然ですが、どこの何科の病院に行けばよいのかと、ほとんどの方が迷われるのです。
そこで、円形脱毛症で悩まれている患者様に、病気について、治療方法、病院の情報やケア方法等の情報をお届けするために開設したのが、当社の『円形脱毛症.net』です。また患者会の『円形脱毛症の患者会』では悩み、社会からも孤立しがちな患者様を支え続けています。
常に医療機関のお医者様とともに、治療に最適なかつらの開発・製造に携わってきた東京義髪整形だからこそ、お一人おひとりのお悩みや要望に合わせたサポートができるのです。
さまざまな原因で生ずる脱毛という病気に真正面から向き合い、かつらを使用される患者様の立場に立って、お医者様と共に開発した数々の製品を通して、髪の悩みの解消を目指します。
円形脱毛症は年令を問わず発症します。原因は特定されていませんが、自己免疫疾患で免疫担当細胞が自分の細胞である毛の根元の部分(毛根部)を異物と間違えて攻撃してしまい、脱毛がおこると考えられています。子供の場合も原因は同じと考えられていますが、アトピー性皮膚炎や喘息などと併発することが多く、年少で発症する場合は難治性の傾向があります。
頭髪が円形に2~3ヶ所単発的に抜けます。一般的に一番多い症状と云えます。年令、性別関係なく発症するようです。自然治癒するものも多いですが、まれに多発型に移行することもあります。
脱毛斑が複数の箇所に見られます。
脱毛斑が大きくなったり、一度治っても再発を繰り返す可能性があるといわれています。
多発型円形脱毛症が進行し、全ての頭の毛が抜け落ちてしまいます。体毛を含めたすべての毛が抜け落ちると「汎発性脱毛症」といわれます。
この種類の脱毛症は、かなりの治療と期間が必要になることが多いといわれています。
上記の型の中で単発型は自然治癒する例が多く、その他は難治性の傾向があるようです。髪が抜けることで、精神的にも大きな負担が生じます。特に学齢期の場合、周囲の理解が必要になります。学校、特に担任の先生と連携を密にし、サポートしていただけるようお願いしましょう。
お子様自身、教室で座る位置を一番後ろにして貰うだけで気分が楽になる、というくらい心理的にも不安なことがたくさんあります。
また、人の目が気になって学校へ行けない、通院にも差しさわりが出るなどということでは困ります。
ウィッグ、バンダナ、帽子など上手に使って明るく過ごせるような工夫も大切です。
円形脱毛症は 決して治らない病気ではありません。毛根がなくなるわけではないので、毛が生える可能性はあります。
専門医の診察を受け、治療を継続しましょう。
病院へ行っても、治癒までの期間は日常生活に様々な支障があります。
そんな時、簡単に目立たなくする方法があれば、治療期間中も安心して生活ができますし、治療にも専念できます。
アプランでは突然の発症でお困りの患者様のために、2つの提案をご用意いたしました。
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