瘢痕性脱毛症

瘢痕性脱毛症とは

怪我や火傷、手術などによって傷跡から毛髪が生えてこない状態のことをいいます。頭皮に傷がつくと、皮膚が線維化して傷跡が残ったり、深い傷の場合は毛髪を作る細胞が破壊されて、毛髪が生えてこない状態になってしまいます。

概要

瘢痕性脱毛症は傷痕が線維化して頭皮が露出した状態になります。傷跡が目立つため、髪を伸ばしたりヘアスタイルでカバーする方が多いようです。

原因

原発性瘢痕性脱毛症

原発性瘢痕性脱毛症は、皮膚エリテマトーデス、毛包炎、皮膚炎などです。治療は、頭皮の状態を改善するための塗り薬や注射などを行うことが多いようです。瘢痕が広がってしまう可能性もありますので、早めに皮膚科などの専門医にご相談をおすすめします。

続発性瘢痕性脱毛症

怪我や火傷、手術などによって出来た傷痕による脱毛症です。また、癌や感染症などでも瘢痕性脱毛症が起こる場合があるようです。線維化した皮膚の治療は難しく、毛髪が完全に回復することはないようです。

治療

瘢痕性脱毛症は、頭皮の毛包細胞が破壊されてしまうため、毛髪を自然に回復させることはできません。瘢痕が小さい場合には、縫合手術を行うことで傷を目立たなくさせることも可能ですが、傷痕が大きい場合は難しいようです。自分の毛包細胞を移植する方法もありますが、傷痕の状態によっては定着しにくいこともあり、専門の医師と相談されることをお勧めします。

部分ウィッグやシールウィッグによるカバー

アプランでは経験豊富な専門スタッフが丁寧なカウンセリングを行い、状態に応じた最適なカバー方法をご提案いたします。
脱毛部が小さければ繰返し使えるシールタイプウィッグ、編込みタイプの部分ウィッグなら装着したままシャンプーも可能です。オーダーメイドなら複雑な形の傷痕も正確に型取りし、ヘアスタイルや、髪の量、毛質のニュアンス、毛色、白髪の量なども全て再現します。

きず・やけど

傷痕に繰返し使えるシールタイプのウィッグを貼りつけたり、傷痕の周りの毛髪に編込んでしっかり固定します。

youtube繰返し使えるシールタイプ貼付けウィッグの動画はこちら

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